こんにちは。当サイト執筆担当みーです。
今年の紅葉を鑑賞するために、私たちは今回、埼玉県の飯能市にある「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」へ行ってきました!
素晴らしい体験を共有するべく、あけぼの子どもの森公園の魅力をご紹介しつつ、公園での混雑状況、現在の紅葉情報なども踏まえて、実際に撮影してきた写真とともにレポートしていきます。
「トーベ・ヤンソン」って何?
そもそも公園の名前のはじめにある「トーベ・ヤンソン」とは何なのか?
「トーベ・ヤンソン」を知ることで、この公園での散策体験がより一層楽しくなること間違いなしなので、興味が湧きでてくるような解説を目指していこうと思います。
北欧の画家「トーベ・ヤンソン」
「トーベ・ヤンソン」とは北欧で活躍していた人の名前です。
トーベさんは、北欧の国「フィンランド」で彫刻家の父、画家である母の間に長女として生まれ、生涯「画家」としての人生を歩んできました。
自然豊かな大地で育ち、絵を描くことや、空想の世界に耽ることが大好きで、自由にのびのびと暮らしました。
老若男女問わず大人気!人気キャラクター「ムーミン」の生みの親
トーベ・ヤンソンさんの代表作として有名なのは、なんといってもあの「ムーミンシリーズ」でしょう。
子どもの頃にアニメや絵本を見たことがある方、多いのではないでしょうか。
可愛らしいフォルムをした「ムーミン」や、ものを持たない主義で自由と旅を好む「スナフキン」などの素敵なキャラクターたちが大人気。
その原作者であるトーベさんの想いが、この公園ではふんだんに表現されています。
魅力たっぷり!可愛い施設が盛りだくさん!
続いては、トーベさんの世界観が反映された公園内について詳しく紹介させていただきます。
公園全体に世界観が盛り込まれている
公園内は一言でいうと「作り込まれた曲線」をすごく感じました。
その柔らかな大地や構築物を見ていると様々なところで曲線を感じられて、そこにいて周りを眺めるだけですごく気持ちが穏やかになる印象を受けました。
彼女のゆー曰く「心がじんわり温かくなる」そんな感じだそうです。
トーベ・ヤンソンさんの世界に入る
また、ムーミン谷の青い家に似た可愛らしい小屋や、「ニョロニョロ」のようなキャラクターが背もたれのベンチなどが配置されていました。
公園そのものが、トーベ・ヤンソンさんの世界観に浸れる、まるで一つのテーマパークのような場所でした。
どんなところで写真をとってもいい写真が撮れる!
公園内では、どんな場所で写真を撮っても素敵な写真が撮れること間違いなしです。
公園の所々には公式のおすすめフォトスポットがあるので、パンフレットを参照しながらその場所でカメラを構えると、抜群にいい写真が撮れます!
パンフレットは、入園後すぐにある管理事務所兼トイレの場所で頂くことができます。
ちなみに、園内施設に入場する前に読み込んでおくと、その施設をより楽しく鑑賞することができるのでオススメです!
【トーベ・ヤンソンを知る】トーベ・ヤンソンの資料館「森の家」
公園の端っこに建っている、丸太を並べて作られた家「森の家」
こちらではトーベ・ヤンソンさんについての資料や、児童図書を読むスペースが開設されています。
資料館の1階には、ムーミンの原作者「トーベ・ヤンソン」の生い立ちから、「ムーミントロール」という人気キャラクターが生まれるまでを詳しく解説してくれるパネルが並んでいます。
2階には児童図書スペースがあり、トーベさんが絵を描いていたのを想像しながら眺めると、すごく幻想的で、その場に自分が居るかのような疑似体験ができました。
【童話のような世界】ふしぎな施設「きのこの家」
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園に入ると見えてくる「きのこの家」
名前の通りきのこの形をしています。2階や3階があり、さらに地下にも降りることができて、その広さは外観からは想像できません。
中に入るとまずキッチンが目の前にあり、暖炉や置き時計などの心が暖かくなるような暮らしを想像できます。
2階からは、こどもが楽しくなるような構成になっていて、その場にいるだけでワクワクさせられます。
私たちも童心が蘇ってきて、2人で隅々まで探検してしまいました。
地下は、ホールのような空間になっていて、ムーミンたちがダンスをしてそうな場所になっていました。
中の様子は、実際に足を運んでご自身の目でお確かめください!
【紅葉狩り】紅葉の色づき・色の変わり具合はどう?
ここからは、公園の紅葉の情報をお伝えしていこうと思います。
紅葉は今が見頃!
木は色付いていて、鮮やかな色合いに目が惹かれます。木々の赤と黄色のグラデーションが美しく、目線を上げるだけで心が穏やかな気持ちに。
葉っぱの色味は赤と黄色、緑がくっきり分かれていて、全体的に目立つのは赤色や、茶色の葉が目立っていました。
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園での紅葉狩りや、紅葉デートは今が見頃でしょう!
人混みも比較的落ち着いていて、ゆっくりと景色を眺めることができました。
落葉針葉樹「メタセコイヤ」が綺麗
駐車場について入園から目を奪われるのは、落葉針葉樹「メタセコイヤ」の並木道です。
真っ赤に色付いていて、日が差し込んでいるとその色味はさらに印象的に映ります。
私のオススメ絶景スポットは、資料館「森の家」すぐ近くから見える駿河台大学方面の景色です。
画面全体を紅色に覆い尽くしながら、しっかりずっしりと構えた木の幹がフレームとなって、奥の山々の美しい景色に心を奪われます。
写真だけではその幻想的な空間、新鮮な空気など100%の魅力は伝えきれませんでした、、、
メタセコイヤの落葉に注意
メタセコイヤの葉っぱは、大変細かくて服の中まで入り込んできたり、頭に絡みつきます。
風が強いときはかなりの落ち葉が空を舞って、幻想的な空間を作り出す一方、目に入りそうになることもあり、顔付近に当たると結構痛いです。
風が強い日などは特に注意が必要です。フード付きのパーカーや、メガネなどを持参すると少しの対策にはなるかと思いました。
可憐なイチョウの葉の絨毯
黄色が特徴的な「イチョウ」の葉は、その殆どが落ちてしまっていました。
木に残っていたイチョウの葉は1割ほどといったところでした。
枯れた木の下には、真っ黄色なイチョウの絨毯が敷かれていて、その景色もまた公園を彩っていて哀愁漂うような秋の空間を作っています。
混雑状況は?駐車場の空き具合は?
公園内での人混みと客層
公園内では、時間によって人混み具合がだいぶ変わってくるかなという印象を受けました。
全体的に人で溢れかえり過ぎて景色どころではないということはなく、落ち着いて公園内を散策することができました。
私たちは平日の13時くらいに入園してから17時までの散策だったので、休日の状況や他の時間帯については触れないことをご留意ください。
13時~15時
人足はそんなに多くなく、時間がゆっくり過ぎていくようにほのぼの景色を眺められました。
ご年配者や海外から来た観光客が多い印象を受けました。
15時~16時
私たちが行った日では、1番ピークの時間帯でした。大変栄えていて賑やかな印象を受けました。
家族連れやカップルの観光客が多い印象を受けました。
16時~17時
日が落ちてきてだんだん冷え込んで来るので、人がどんどん減っていきました。
全体的に鑑賞を終えて、帰っていくお客さんが多い印象でした。
駐車場の混雑具合
駐車場は全体的に4~5割の割合で埋まっていました。
平日なら駐車に困ることはなさそうという印象です。実際に私たちが行った時も、すんなり駐車することができました。
混雑時には、県道を挟んだ阿須運動公園の駐車場にも車を停めることが可能です。
オススメの持ち物・服装、気をつけておきたい注意点
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園へ来園する際にオススメの持ち物・服装や、気をつけておきたい注意点などをご紹介していきたいと思います。
トイレ・園内施設内の鑑賞は土足厳禁
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園にあるトイレや、施設の中に入って鑑賞する際、靴を脱いでから施設に入ることが必須とされています。
そのため、施設の中まで鑑賞したいとプランを考えている方は、できるだけ着脱しやすい靴やスニーカーなどがオススメです。
また、この季節での施設内の床はひんやりとしていて、床の冷たさが靴下から伝わってくるように感じました。
できれば、厚手の冬用の靴下を履いて来園されると、ストレスなく施設内を鑑賞することができると思います。
クマやスズメバチ、ヘビに要注意
※2023年12月01日現在、クマの出没が確認されていて、ハイキングコースは閉鎖されています。
ハイキングコースを利用して山でハイキングをされる方は、万が一のために熊よけの鈴と、手軽に鳴らせる笛を持参するのが良いでしょう。
また園内では、スズメバチやヘビなどの毒性が強い生物の注意喚起もされています。
スズメバチは「黒」を攻撃して来ます。白や色の付いた明るい服装で来れるとベストでしょう。
【防寒対策】暖かい飲み物やカイロを持っていこう
公園入口には自動販売機が設置されていますが、暖かい飲み物は売り切れがちです。
実際に、自販機の暖かい飲料製品は売り切れの文字がズラーッと並んでいました。
特にこの時期は風が冷たくて、日が落ちてくると一層寒くなるので、防寒対策は一層必須になってくるでしょう。
手軽でポケットに入るカイロを持参しておくと、手がかじかむのを軽減してくれるのでオススメです。
紅葉狩りでのオススメの持ち物リストは今後執筆予定です。
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園について
入場料・利用時間
入園料
入園するための費用はかからず、無料で入園することが可能です。
利用時間
公園
開園時間は、曜日によって異なるので注意。
- 平日:9時~17時
- 休日:9時~18時30分
園内施設
また園内施設の開場時間は、施設によって異なります。
カフェ「カフェプイスト」
- 平日:10時~16時30分
- 休日:10時~18時30分
ホール「子ども劇場」
- 平日:9時~16時40分
- 休日:9時~18時
資料館「森の家」・「きのこの家」
- 平日:9時~16時40分
- 休日:9時~16時40分
アクセス
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園へのアクセスは、「車での来園がオススメ」です。
公共機関(電車・バス・タクシー)について
公共機関を利用する場合、徒歩での来園は「元加治駅」での降車がオススメです。
電車
電車では、西武池袋線の「元加治駅」で降りて、徒歩20分でアクセスすることが可能です。
西武池袋線「飯能駅」、西武池袋線/JR線「東飯能駅」からは約4kmの場所に位置しています。
バス
調べたところ、駅から公園まで直接乗れるバスはなさそうです。
「元加治駅」から徒歩ルートの途中で、西武バスの「上橋(埼玉県)駅」と「円照寺入口駅」がありますが、頻繁に走行しているわけではなさそうなので、路線時刻の確認が必須になるでしょう。
タクシー
調べたところ、「元加治駅」にはタクシー乗り場はないとのことなので、タクシーの利用には予めタクシーの配車予約が必要になります。
車・駐車場について
車
高速道路を利用された方は、圏央道「狭山日高IC」、圏央道「青梅IC」からは約20分。
関越道「川越IC」からは約50分で来園することができます。
駐車場
「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」の入口に、公園、市民体育館やホッケー場を利用する人たちへの共有駐車場が併設されています。
その駐車場を利用するための費用はかからず、無料で利用することができます。
前述の通り、混雑する場合でも、県道を挟んだ阿須運動公園の駐車場へ停車することができます。
また時間による閉鎖もないので、公園での利用時間17時を過ぎても車を停めることが可能です。
まとめ
ここまで「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」の魅力について迫っていきました。
ご年配や海外から訪れた方々、ご家族連れやカップル、写真家さんなどのソロの方も足を踏み入れていて、老若男女問わずどんな方でもオススメです!
レジャーシートを広げてゆったりと広げる公園というよりは、「トーベ・ヤンソンさんの世界観に入り込むひとつのテーマパーク」のような思いで訪れると、よりこの公園での時間が楽しく過ごせるかと思いました。
埼玉にあるもう一つのムーミンのテーマパーク、「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」に、是非訪れてみてはいかがでしょうか?
ここまで拙い文章、ご覧いただきありがとうございました!!今後もブログ運営、インスタグラム運営、暖かく見守っていただけると嬉しいです!
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