【日本初上陸!】特別展「恐竜博2023」に行ってきた!レポート【感想レビュー】

dinosaur-1_eyecatch 博物館・美術館

こんにちは!みーです!

今回、東京上野の国立科学博物館で展示されている特別展「恐竜博2023」に行ってきました!

とても迫力ある展示で、勉強になったことなどもたくさんあり、見どころも交えながら記事を書いていこうと思います!

ゴールデンウィークのピーク直前の5月2日に足を運んだので、そのときの混み具合なども参考にしていただけると幸いです。

この記事は多少のネタバレ要素が含まれています。ご理解ご了承いただける方のみページのスクロールをお願い致します。

当日の概要

当日は、5月2日の14:00くらいから展示会に参戦しました!

チケット・入場料

チケットは前売り予約制で、ART PASSのページで前売り券を購入しました。

30分単位でチケットが売られているので、スケジュールも組みやすかったです。

当日券もありますが、予約枠で空きがある場合のみそのまま入場可能なので、可能な限り予約して行くことをオススメします!

入場料は一般・大学生が2,200円。小・中・高校生が600円で入場できます。

今回は、彼女のゆーと2人だったので、4,400円で入場しました!

平日限定ペア券で4,200円でも入場できるのですが、チケットのトラブルで1枚ずつの購入となりました(汗)

チケットの種類がたくさんあるので、購入する前は要確認をオススメします。。

ルールや注意

展示を見るときは順番に並んで見る形式ではなく、自由形の展示でした。

写真を取るのはOKでした!しかし、フラッシュ撮影や動画撮影は禁止されていました。

飲食は禁止でした。途中でトイレ休憩や、飲み物を飲むことができるエリアがあるような形でした。

客層・混み具合

お客さん層はかなりの人が居て、家族連れのお客さんがたくさんいました。

前方後方どちらにも展示があるような形で、そのあいだのスペースだけやっと通れるくらいの人混み具合でした。

かなり窮屈という感じではなかったですが、順路に沿ってゆっくり展示を鑑賞していけば、展示の説明を細かく見たり、展示物を写真に収めたりすることはじっくりできました。

見るのにかかった所要時間

私達カップルは、説明から展示品までを全部じっくり見たいタイプで、グッズ選定にも時間をかけるので入場から出場まで合計約3時間ほどかかりました。

展示の内容量的には、さらっと見る人で1時間、気になったところをじっくり観察するタイプの人なら2時間ほどの時間があれば、恐竜博の見どころとグッズを全然追える内容なのかなという所感です。

【見どころ!】個人的に印象に残った展示6選!

今回鑑賞した中で印象に残った展示を厳選して6選、自分の感想や思いも交えて紹介していきたいと思います!

1. 世界初!恐竜の喉のどの化石

喉の化石を発見したことによって、恐竜の鳴き声を解明する手がかりとなったことに衝撃でした。

喉などの柔らかいパーツは化石となって残ることが非常に珍しいために、恐竜の鳴き声を解明することが難しいとされてきたみたいです。

そんな中で2023年に(つい最近!!)喉の化石があったことと研究の詳細を公表して、恐竜同士でのコミュニケーションが実際にあった可能性を示したそうです。

今回その世界初の、恐竜の喉の化石を実際にこの目で鑑賞することができてとても興奮しました。

ジュラシックパークシリーズの『ジュラシック・パークIII』に出てくる恐竜の喉の化石のレプリカ(笛)でラプトルに擬態する(?)シーンが頭の中で流れたのを覚えています笑

恐竜の喉の化石の写真

2. 今回の主役!鎧竜よろいりゅうズール

今回の恐竜博2023のメイン主人公である鎧竜ズール・クリヴァスタトルの体の化石が日本に初上陸しました!

ズールとはあの可愛いアンキロサウルス科の仲間です。

アンキロサウルスのイメージ写真 引用:『Pixabay』

まず最初に頭の部分。頭骨を360度で観察できるブースが設けられていて、頭の首の断面部を後ろから覗くことができました。

ブースの雰囲気は洋服のブランドAZ○Lのようでした!!

ズールの頭骨の写真

と冗談はさておき、

続いてズールの体の部分。体骨格が全身大で広々と展示されていました。

ズールの体骨格の写真

これを実際に肉眼で見たとき胸の高まりでとってもウズウズしました。

この背中のゴツゴツ感やトゲトゲの大きさなどまで、しっかり化石として残っている様子を見れたのがとても嬉しかったです。

このトゲトゲの損傷や位置などから、ズール同士が尻尾の棍棒こんぼうを振り回して戦っている可能性が高いという仮説が発表されたみたいです。

自分の中では、なぜかポケモンのハヤシガメと重なってすごく愛着が湧きました笑(ビジュが似てない??)

さらに、ズールは皮膚と骨が組み合わさってできた皮骨(鎧の部分)と呼ばれる化石が現代まで残っていてくれたお陰で、骨同士がバラバラにならずにすんで、現在の私達がイメージする恐竜像(鎧竜)の貢献にもつながったというズール様々説明文もめちゃくちゃ鳥肌が立ちました。

夢と感動をありがとうズール!!!

3. 白亜紀の大戦争!ズールvsゴルゴサウルス

恐竜の戦闘!やっぱり気になりますよね?

ズールの展示のあと、実際にその姿を動かして戦闘をしている映像とともに、全身復元骨格で戦闘シーンを再現している展示を目の当たりにします。

もうそこは私達がタイムスリップして戦闘を眺めているような迫力。

ズールとゴルゴサウルスが今にも戦闘を始めようとしている骨格写真

ティラノサウルスの中でも「恐ろしいトカゲ」という学名がついたゴルゴサウルスがズールを襲っています!

しかし、可愛いズール(あれ違う?)。そんな恐ろしいティラノサウルスがやってきても、背中の硬い鎧でゴルゴサウルスの攻撃から身を守ります。

その硬さは、ゴルゴサウルスの硬いきばをも「ポキッ」と折ってしまうほど。

そして、自分を守り抜いたあとは、ズールちゃんの反撃です。

武器である自分の棍棒を振り回して、ゴルゴサウルスのすねにダイレクトアタック!!

そんな恐ろしいトカゲすらも慄かせるほどの強攻撃を与えるズールちゃん。脛を骨折しているゴルゴサウルスの化石が発掘されていることから解明されたみたいです。

そのズールという学名の意味は「すねの破壊者」だそうです。。ズール最強では?

4. 大迫力!2体のティラノサウルス

そして恐竜博物館といえば、我々のイメージする「あの」恐竜。。そう!!ティラノサウルス!!

それが、なんとなんと!2体も並んで!デカデカと展示されています!

2体のティラノサウルスの全身骨格写真

ティラノサウルスの発見された化石の一部を含む全身組み立て骨格が一般公開されたのは世界初だそうです。

その骨に傷跡が残っていたということが判明したことで、食物連鎖の頂点に立つあのティラノサウルスも、生きて行くのが容易だったわけではないのかもしれないという説明でまたまたワクワクさせられました。

この大迫力のティラノサウルスを頭を見上げて鑑賞することで、実物大の大きさを体感できる経験は、やはり本でも、写真でも得られない最高の財産だなと感じました。

5. “古いにしえの奇跡”赤ちゃん恐竜スキピオニクス

驚異の大きさである2体のティラノサウルスの視線の先に、対象的に小さく寡黙な雰囲気で展示されているのは、なんと赤ちゃんの化石

赤ちゃん化石スキピオニクスの写真

1980年に発見されて、1993年までの間、なんと自宅保管だったそうです!笑

前期白亜紀の約1億1000万年前からの古代のまた古代からのメッセージを現代まで残してくれた赤ちゃん恐竜。

この子はイタリアの浅い海底に沈んで眠っていたみたいです。

地質学者のScipione(シピオーネ?)と、世界史で習った古代ローマの名将軍スキピオの名前にちなんで、スキピオニクスという学名がつけられたそうです。

その神秘的な風貌と、想像よりも儚い小ささは実際に足を運んで見ていただきたいです。

6. 日本の福井県で発見!!学名までついたフクイラプトル

ジュラシックパークシリーズでもよく出てくる恐竜「ラプトル

そのラプトルはメガラプトル類という名称で分類されるらしいのですが、その中でも人目を惹く存在が私達を待ち構えていました。

フクイラプトルの骨格写真

その名も「フクイラプトル」学名の意味は「福井の略奪者」だそうです笑

日本の福井県で発見されて、福井県立恐竜博物館に所蔵されている、地元が福井にお住まいのラプトルさんでした。

日本人の皆さん親近感を持つのか、やはり後ろや横からも「フクイラプトルだって!」という声が。

博物館を出たあともゆーとフクイラプトルで話が盛り上がりました笑

そのラプトルの特徴的なカギヅメも肉眼で見ることができて、中でもメガラプトルのカギヅメはなんとも巨大

当時の白亜紀で実際に遭遇して首を掻っ切られたらと思うと、ワクワクと興奮でおぞましい限りですね!!?

可愛さあふれる恐竜グッズ

展示が終わったあとはその余韻に浸りながら、たくさんのグッズが展開されているグッズコーナーに誘われます。

手に入れずにはいられない!?!?

グッズの内容

小さいものから大きいものまで超絶可愛いぬいぐるみがありました。

中には、恐竜博2023の限定商品もあるのでぜひゲットしたいところです。

恐竜博限定のぬいぐるみの写真

Tシャツ、フィギュア、クリアファイル、ノートなども盛りだくさんでした。

もちろん恐竜関連の書籍なども陳列されているので、恐竜に関する知見や、この博物館で得た経験をもとに更に知的好奇心を深められると思いました。

恐竜図鑑やビジュアル解説ブックなどもおいてあり、お子さんの興味もさらに惹くような内容のものもたくさんあるなと感じました。

そして、恐竜の化石が発掘できる発掘探検キットや、カギヅメのレプリカなども販売していました。

詳しくは公式サイトのグッズページをご覧いただけたらと思います!

公式図録

もちろん博物館ならではの公式図録もありました。

いつも美術館に行くときは、予算があれば公式図録を購入しています。

ただ今回の恐竜博2023の公式図録はパラパラ見た感じで、「写真と原寸大じゃ全然印象が変わるね。」というのをゆーと話して、他のグッズを購入することを決めました。

今回の公式図録は特別展で得た知見を活かしながら、もっともっと詳しい細かな情報を知りたい!!という方におすすめだなという感想です。

購入したグッズ

今回カップルでお迎えしたのはこちら

購入したグッズの写真

まずみーがお迎えしたのは可愛いスピノサウルスと、指人形のズール!

可愛さあふれるその姿に一目惚れで即カートinでお迎えしました。

そして、パンフレットをきれいに持ち帰りたいので、可愛い絵柄のクリアファイルも購入。

この何とも言えないイラストが最高です。

そして、ゆーがお迎えしたのは簡略化ティラノサウルス。

速攻で一目惚れしたみたいで、顔がニマニマしてました。可愛すぎです。

気づいたら、カートinしてました。

そして同じ絵柄のノートブック!先にみーが見つけて、絶対ゆーが好きな絵柄だな~と思って見せたら「はぁああああ」って声を上げながらカートinでした。可愛いです。

今回かかった費用

今回かかった費用は

入場料:4,400円
グッズ:4,806円

税込み価格で、合計9,406円になりました!

その他の食費や交通費は含めておりません。

思ったこと・感じたこと

今回かなりの人がいて、たくさんの人に揉まれている状態での鑑賞になりました。

コロナ禍のマスク推奨も緩和されてきていて、マスクを外している方もだんだん出てきている現状でした。

事前の食事も済ませてきて、水分もある程度取った状態で鑑賞していたのですが、割りと体が強くない私達は途中で体調が悪くなってしまいました。

なので、もう少しこまめに休憩スペースがあったらなぁと感じたのが正直な感想です。

途中に1つ休憩スペースがあったのですが、それまでじっくりゆっくり鑑賞しているうちに疲れて体調が悪くなってしまったみたいです。

こればかりは個人的なところに起因するものが多いと思いましたが、水分補給はしっかり取りましょう!

まとめ

以上が今回の特別展のレビューになります。

ここまで魅力を紹介してきましたが、この記事には書ききれないほどのワクワクと体験がまだまだあります。

「恐竜博2023」は2023年6月18日まで展示中なので、まだまだ間に合います!ぜひ足を運んで大迫力の恐竜たちを間近で見てみてください!!

2023年5月31日から特別展「恐竜図鑑も始まるので、そちらの予習をするのもいいかも??

ここまで拙い文章、ご覧いただきありがとうございました!!今後もブログ運営、インスタグラム運営、暖かく見守っていただけると嬉しいです!

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参考記事・サイト

特別展公式サイト “特別展「恐竜博2023」”

図録・グッズ “特別展「恐竜博2023」”

チケット購入 “ART PASS”

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